鎌倉を代表するアジサイの名所、長谷寺。6月ともなると境内のいたるところにアジサイが咲きますが、中でも上境内の背面に位置する「あじさい路」は、その数と美しさで鎌倉随一といえるのではないでしょうか。
更新状況
- 2024年6月15日:あじさい路入り口のテントの写真を追加
- 2024年5月30日:記事掲載
この記事の目次
拝観受付から本堂(観音堂)へ
この日は開門の朝8時少し前に長谷寺に到着しましたが既に20人ほどが開門を待っていました。
上の写真にも記載されているとおり、あじさい路に入るためには拝観料(400円)のほかに拝観券(500円)が必要ですが、事前にWEBで手続きすると円滑に入場できるようです。
2024年のアジサイ鑑賞について
- 6月1日からあじさい路が有料となる(~見ごろ終了まで)
- 拝観とアジサイ鑑賞日時指定券は5月29日午前10時からチケットサイトにて販売
- 5月29日販売のチケットは6月9日分まで
- 以降、毎週水曜日の午前10時に翌週月曜日から日曜日までのチケットを販売
普段の長谷寺の拝観受付から本堂(観音堂)までの様子は下記リンク先を参照してください。
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あじさい路へ
テントが本堂(観音堂)横の受付です。ここを通ってあじさい路に入ります。
アジサイの最盛期には大勢の観光客がやってくるため入場待ちが出ることがあります。その場合は暫く別の場所を見学してから戻るとよいでしょう。
あじさい路に入って暫くは登りの階段が続きますが、直ぐに辺り一面アジサイの世界となります。
経蔵を背に斜面一面に咲くアジサイはとても絵になります。
長谷寺にはおよそ40種類、2,500本以上のアジサイがあるといわれています。順路に沿って歩くと美しいアジサイたちが次々と現れます。
色とりどりのアジサイに心が和みます。アジサイをゆっくり鑑賞し、写真をじっくり撮影したい方は朝一番の訪問をお勧めします。
経蔵付近のアジサイ
あじさい路を歩き終わって斜面を下りきると経蔵付近に到着します。経蔵脇の竹やぶでは良縁地蔵がお出迎えです。
経蔵に向かって左側は小さな竹やぶになっています。竹の間からはあじさい路の斜面に咲くアジサイが見えています。
鎌倉で命名されたアジサイたち
観音堂の隣りには、花まつりなどの行事が行われる釈迦如来像とそれを取り囲むように四天王像があります。
この付近には、長谷寺で命名された新種のアジサイが並べられています。
毎年4月8日に釈迦如来像付近で行われる花まつりについては下記リンク先を参照してください。
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緑陰の庭
下境内に降りてから拝観受付付近まで戻るとその先に「緑陰の森」があります。
ここは、何らかの事情で上境内に行けない人のために整備された区画です。もともとあじさい路の一番上に近いところにあった良縁地蔵もここに移設されています。
Youtube 動画
長谷寺への交通アクセス
江ノ電長谷駅から徒歩およそ5分
長谷寺アジサイのまとめ
- 長谷寺にはおよそ40種、2,500本のアジサイがあり、6月になると境内のあちらこちらでアジサイが花開く。
- 6月上旬のアジサイの見ごろから見ごろが終わるまであじさい路が有料となる。
- 釈迦如来像付近には長谷寺で命名されたアジサイも並べて飾られている。
いかがでしたでしょうか。長谷寺のアジサイの概要についてひととおりまとめましたが、もしも気になるようでしたらお出掛けされてはいかがでしょうか。
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参考文献
- 特になし