「町中華」という言葉が使われるようになったのは、正確にはいつのことからかはわかりませんが、比較的最近のような気がします。
大規模チェーン店の進出や後継者不足からやむなく消えゆく町中華がある一方、地元の人から愛され、多くのリピーターを抱えて人気のお店になっているものもあります。
かまふちにもたくさんの人気町中華がありますが、今回は大船駅近くの石狩亭にお邪魔しました。
この記事の目次
石狩亭とは
石狩亭は、大船駅の笠間口を出て徒歩1分ほどのところにある町中華のお店。
大船駅は、JR東海道線と横須賀線・総武快速線の湘南新宿ライン・上野東京ラインや京浜東北・根岸線、そして湘南モノレールの駅となっている交通の要衝。ふらっと途中下車してお腹を満たすにはいいところかもしれません。
お店の入り口には「餃子」「麺」「飯」と書かれた巨大な看板があり、右手にはちょっとレトロな雰囲気の食品サンプルがあります。入り口左手では、テイクアウトや立ち飲みにも対応して、汁もの以外は全品持ち帰り可能です。
1965年(昭和40年)創業で、大船の地で50年以上続く老舗町中華のお店です。創業当時はラーメン専門店として開業したものの、時代の流れとともに中華料理も取り入れるようになりました。
店内の横幅は入り口と同じで、向かって右にカウンター席が6席、左側に2人掛けのテーブルが5つ並んでいます。2階席もありますが、今回はお邪魔していないので席の配置はわかりません。トイレは2階にあります。
石狩亭の概要
住所 | 鎌倉市大船1-5-4 |
電話番号 | 0467-44-5151 |
営業時間 | 10:00~翌午前1:30 無休 |
アクセス | 大船駅笠間口からすぐ |
カード・電子マネー | 現金のみ |
禁煙・喫煙 | 禁煙 |
公式サイト | なし |
大船駅北側の笠間口を出て線路沿いに南に進み、橋を渡るとすぐ右側に石狩亭があります。
石狩亭のメニュー
メニュー表側は食べ物となっています。北海道ラーメンの部、激辛の部、中華料理の部、中華麺類の部、飯類の部、スープの部の分類ごとに、各種メニューが書かれています。
一部のメニューには、オレンジ色に白抜きで「名物」、また、白地にオレンジ色で「人気」と書かれたものがあるので、メニュー選びに迷ったときにはここから選ぶのもよいでしょう。
メニュー裏側には飲み物やおつまみの名前が並んでいます。「日本一うまい!」と書かれた緑茶割りが気になるところですが、今回は確認していません。
石狩亭の主なメニュー
石狩亭の主なメニュー
- 北海道味噌ラーメン 750円
- 味噌辛ラーメン 800円
- 餃子6個 400円
- 豚汁麺 850円
- 豚汁白飯(ライス) 800円
- チャーシューチャーハン 850円
チャーシューチャーハンを食べてみた
まずは餃子から
私が訪れた時はお一人様が多く、各テーブル席に一人ずつお客さんがいました。私も一人だったので迷わずカウンター席に座ります。
自宅を出る前からチャーシューチャーハンを食べると決めていたものの、せっかくなので人気メニューの餃子も注文。しっとりふわふわ熱々でとても美味しかったです。
巨大チャーシュー入り チャーシューチャーハン
続いてチャーシューチャーハンをいただきます。まるで大きめのサイコロのようなチャーシューがゴロゴロ入っていて、ご飯を掘り進むと中からまた特大チャーシューが出てきます。結構ボリュームもあり、夕方までお腹が空くことがありませんでした。
カウンター前面の壁に「調理に時間がかかる場合があります」という趣旨の注意書きがあり、確かにやや時間がかかった感じはしましたが、混雑しているのである程度はやむをえないでしょうし、これだけおいしければ何の問題もありません。
まとめ
- 石狩亭は、大船駅笠間口を出てすぐのところにある町中華のお店
- 創業は1965年(昭和40年)で、50年以上続く老舗町中華
- 「名物」は北海道味噌ラーメン、餃子(6個入り)、豚汁白飯(ライス)など
- アルコール類など飲み物メニューも豊富
いかがでしたでしょうか。大船駅近くの人気町中華の石狩亭、お手頃値段でボリュームも十分。もし気になるようでしたら一度食べに行ってはどうでしょうか。
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更新状況
- 2021年6月12日:記事掲載
参考文献:「湘南の町中華」ぴあMOOK2021年5月10日発行